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zoom RSS アミノ酸にはD型とL型がある―各種アミノ酸のはたらき

<<   作成日時 : 2012/10/30 10:22   >>

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光とアミノ酸の関係

 川のそばで水底を眺めようとしても反射のため見えないことがあります。これは、通常の光が水の表面を通過する際、直進するものよりも屈折する光のほうが多いため、水底の情景が眼まで届かないからです。このようなとき「偏光プリズム」の付いたポラロイド眼鏡では直進光だけを拾うことによって、よく見えるようになり、釣りのときなど便利です。

 一方、光そのものは波打って進みますが、縦横あらゆる角度で進行するのが光の特徴です。偏光プリズムはそのうちの一つだけを選んで通すことができ、水槽を通して眼に入る光の途中にプリズムを置き、光が最大に通過するまで回転させることにより、どのくらいの角度で進むか測定することができます。この装置が「せん光計」です。

 化学構造が全く同じで同一の物質としか思えないようなものでも、水に溶かして、せん光計でダイアルを回し調べてみると、左回しと右回しと逆方向に回転してほぼ同じ測定値がでることがあります。これを、互いに光学的異性体であるといい、右せん性、左せん性と区別し、便宜的にはD型と、L型と表記することになっています。ほとんどのアミノ酸はこのような光学的異性体を持っています。



天然と化学合成の違い

 生体内につくられるアミノ酸はL型で、したがって、それらから構成されるタンパク質のアミノ酸も全てL型です。

 これに対して化学的に合成されるときにはL型とD型が半々につくられますが、D型のほうは通常利用価値がなく、ある種の病態や老化の際に微量のD型アミノ酸が見られることがあります。例えば、老年性の白内障で水晶体が濁る症状は、レンズの本体であるクリスタリンというタンパク質が、タマネギのように、若いときにできたものから水晶体内部に閉じこめられていくので、長年の光を受けてタンパク質中のアミノ酸の一つのアスパラギン酸がL型からD型に変わっていき、レンズが徐々に曇っていくものと説明されています。

 最近の研究では、生体内にいくつかのD―アミノ酸が発見されており、これらが正常な生理作用をしている証拠も出ています。さらに、アルツハイマー病と脳内のD―アミノ酸との関連性など、病気の発生における役割についても論議の的になっています。



タンパク質をつくり医療にも貢献している基礎栄養
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