アミノ酸より大きくタンパク質より小さい―各種アミノ酸のはたらき

ペプチドとは  タンパク質は、化学的にはアミノ酸が順次結合して作り上げたものです。この結合は「ペプチド結合」と呼ぶ、非常に強いもので、アミノ酸にまでばらばらに分解するには、塩酸や硫酸のような強い酸と長時間加熱することが必要です。  体の中では種々の消化酵素によって簡単にアミノ酸に分解しますが、タンパク質の一部は酵素の作用に抵抗して、…
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食生活を豊かにするペプチド類―各種アミノ酸のはたらき

栄養以外の価値もある 食品に由来しないで体内で作られるペプチド類の中で、いろいろな生理作用を示すものがあります。 「グルタチオン」は3種のアミノ酸からなるペプチドで、肝臓内で有害な活性酸素を抑える抗酸化作用や解毒作用を示すので、単独に使われています。  肉や魚肉のうまさは、屠殺直後では現れず、必ず熟成という段階を経て得られる…
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アミノ酸にはD型とL型がある―各種アミノ酸のはたらき

光とアミノ酸の関係  川のそばで水底を眺めようとしても反射のため見えないことがあります。これは、通常の光が水の表面を通過する際、直進するものよりも屈折する光のほうが多いため、水底の情景が眼まで届かないからです。このようなとき「偏光プリズム」の付いたポラロイド眼鏡では直進光だけを拾うことによって、よく見えるようになり、釣りのときなど便利…
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家の「柱」に相当する「タテの構造」―各種アミノ酸のはたらき

タンパク質の摂取はアミノ酸の補給  赤ん坊が生まれてから母乳を飲んで、どんどん大きくなっていくのを見ていると、食べ物の成分が身に付いていくことが実感としてわかります。しかし成長しきった大人でもどうして食事しなければならないのでしょうか?  それは第一に体の活動に必要なエネルギーを作るため、第二には体のタンパク質を作るための原料として…
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体にやさしいおだやかな効果―かつお節オリゴペプチドの威力

体に負担をかけずに血圧を下げる  天然の食品由来のかつお節オリゴペプチドには、医薬品のACE阻害剤では得られない、もう一つの利点があります。それは長時間にわたっておだやかな作用が持続する点です。  医薬品は、血圧を下げる力と速効性は申し分ないものの、それが逆に体に大きな負担をかけます。高い血圧を一気に下げると血流が減って各臓器に血液…
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六割以上の高血圧者が「下がった!」―かつお節オリゴペプチドの威力

高血圧者を対象にした臨床試験  では、実際にかつお節オリゴペプチドを食べた場合、どの程度の血圧降下作用が得られるのでしょうか。著者らは次のような臨床試験を行ないました。 《試験内容》  対象者は、血圧が正常値(最高血圧一三〇mmHg、最低血圧八五mmHg未満)を上回る高血圧者三〇名。まず最初の四週間は、通常の血圧値を知るための観察…
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かつお節をそのまま食べてもダメ―かつお節オリゴペプチドの威力

かつお節自体には降圧作用がない  かつお節オリゴペプチドは、かつお節に含まれるたんぱく質を酵素分解した食品ですが、実はかつお節をそのまま食べても降圧作用は得られません。原料のたんぱく質が同じでも、それを分解する酵素が違うとACEを阻害する力が違ってくるためです。  かつお節をそのまま食べた場合、かつお節に含まれるたんぱく質は、胃や腸…
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血管の収縮を抑えて血圧を下げる―かつお節オリゴペプチドの威力

血圧上昇を促す「ACE」を阻害する  かつお節オリゴペプチドの血圧降下作用は「アンジオテンシン変換酵素(以下ACEと呼ぶ)」という物質を阻害する働きによって生み出されます。  アンジオテンシンというのは、私たちの体内で作られるペプチドの一種です。アンジオテンシンⅠを構成しているアミノ酸の鎖が、ACEによって一部切り離されるとアンジオ…
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保護政策のおかげで絶滅回避―カロペプタイドで元気もりもり

オットセイ保護条約  オットセイの毛皮はラッコなどと共に上質なので、乱獲されたことがあり、現在は条約で保護されています。  オットセイは、18世紀から、防寒もしくは装飾用の毛皮を取るために捕獲されはじめ、1900年前後には乱獲によって生息数が激減しました。そのため1911年に、ワシントンにおいて日本、イギリス、ロシア、アメリカの4カ…
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“繁殖島”でハーレム生活―カロペプタイドで元気もりもり

太平洋上の楽園?  オットセイは、6月から8月の繁殖期には、北太平洋のプロビロフ群島、コマンドル諸島、チュレーニノ島(海豹島)に上陸し、一頭のオスに多数のメスで形成するハーレムをつくります。  9月頃に繁殖島から南下遊泳した群は、北太平洋全域にちりぢりに分散して洋上生活を営み、日本近海にも来ます。  そして、2月を過ぎる頃から北上…
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カロペプタイドの豊富なアミノ酸組成―カロペプタイドで元気もりもり

アミノ酸が結合してできるタンパク質  タンパク質のことを英語でプロテイン(Protein)といいます。それは、第一の要素という意味です。  タンパク質は非常に多くの種類があって、私たちの身体内でも約10万種類のタンパク質があります。  タンパク質は炭水化物や脂肪と異なり、炭素(C)、酸素(O)、水素(H)のほかに、必ず窒素(N)を…
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オットセイのタンパク質―カロペプタイドで元気もりもり

ペプチドはタンパク質の分解物  「カロペプタイド」は、オットセイの筋肉から特殊な方法で分解抽出した、オリゴペプチドとポリペプチドの混合物で、成長に不可欠な必須アミノ酸を含む約18種類のアミノ酸が結合したものです。  オットセイの学名、カロリナス・ウルシナス(Callorhinus Ursinus)の〝カロ〟をとって、命名されました。…
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バイオ素材として注目株―「新発見 食べる絹」

バイオ素材としての絹  第四章では、絹食品以外の分野への応用についてお話しします。左頁の図を御覧下さい。もちろん原料は屑繭か屑絹です。織物用絹(生糸)ではとうてい採算が合いません。  食品用絹粉末は酸あるいは酵素分解法により作ることはすでに述べました。また、絹ゼリーは絹溶液をゲル化したものです。  図を見ておわかりの通り、絹の応用…
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絹のお粥で消化率アップ―「新発見 食べる絹」

絹の消化  次に問題になるのは絹をどのような形にすれば食べられるのか、ということです。  われわれが食べる動物性タンパク質は消化管内酵素や細菌の作用により、アミノ酸かオリゴペプチドとして小腸から吸収されます。絹糸はどんなに歯の丈夫な方でも、かみきり食べることはできません。  絹溶液からゼリーにすればたやすく喉を通っていくことは前述…
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血中コレステロール濃度の上昇抑制 ―「新発見 食べる絹」

フィブロインが効いた  アラニン同様、絹構成アミノ酸の過半数を占めるグリシンについても、グリシンを多く含む食品は血漿コレステロールを低下させる作用があります。そこで、ウイスター系雄ラット(五周令、一七五g)を三組に分け実験を行いました。  左頁に、フィブロインの血中コレステロール濃度に対する影響を示します。飼料中のタンパク質がカゼイ…
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絹ってほんとうに食べられるの―「新発見 食べる絹」

絹(シルク)入り食品登場 「絹を食べる。そんなことどうして考えたのか。馬鹿もほどほどに言え! 絹は着るもので食べるものじゃないぞ」  全くその通りです。数千年も昔から絹は衣料として使われてきました。黄金に匹敵するほど高価なものでした。  しかし、すでにシルク入り食品、たとえばケーキ、クッキー、そば、うどん、飴、ゼリー、アイスクリー…
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